こんにちは!ゆりの(@yurino914)です。
女一人で長期で旅をしてると必ず聞かれる質問があります。それは…
「身の危険を感じた事はある?」
「怖いおもいをした事はある?」
基本的にビビリな私は旅中のMyルールがあってリスク管理には気を付けているおかげかスリや強盗、その他の犯罪に巻き込まれたことは40か国旅をしてきて一度もありません。
しかし、そんな私でも恐怖を感じた経験が世界一周中に一度だけありました。
旅中に出会った一人旅をしている女子たちで似た様な経験してる子も多かったので、今回はその時のことを紹介します。
旅のトラブル巻き込まれないために気をつけてたMyルールはまた今度紹介しますね!
恐怖の一夜
当時滞在していたイタリアのフィレンツェ
フィレンツェの前にいたローマで泊まっていたゲストハウスで夏休みに入った学生たちが毎晩、お酒と音楽でどんちゃん騒ぎ!!
そんなこんなで一人で部屋でくつろぎたいなーとフィレンツェでは普通のホテルで過ごす事にしました。
フィレンツェは街並みがとても綺麗。
こんな気取った写真も撮りたくなるわけだ!笑
建物が密集していて細い路地が多く中世ヨーロッパの世界にタイムスリップした気分を味わえる。
そんな素敵な場所です。
日帰り観光で帰宅が遅くなる。
フィレンツェから日帰りで行けるピサの塔を見に行こうと決め、塔だけだしすぐに見終わると思って朝からでなく昼前に出発。
ピサに着いて街ブラや写真を撮る事に時間を忘れて夢中になっていた。
すぐに見終わるはずが、気付いたら日が暮れている。
フィレンツェに戻り、夜ご飯を食べたり気付いたら、23時近くに。
フィレンツェは観光地で人も多いからとそこまで気にしなかったけど、やはり夜は人も減るし、雰囲気が変わる。
平日だったこともあり、私がいた駅とバスターミナルをすぎてから更に人は減っていった。
昼間はかわいい~と思うこの道も、
夜になると人気のない薄暗い路地に変わり一人で歩くのは少し怖い。
無言で後をつけられる。
出来るだけ人通りがありそうな大きな道を選んでホテルに向かっていると、前から歩いてくる人と目があった。
めっちゃ見てくる…
イタリアに入ってからは街で目が合ったりすると、だいたいみんな「Ciao(チャオ)!」って挨拶してくれる。
だけど、そいつは無言でずーーーっと見てくる。
擦れ違う瞬間、ビビりな私は刺されるんじゃないかと、心臓がバクバク。
何事もなくすれ違ってほっとした。
「ふぅ。怖かった~刺されなくてよかった~。」
と安心したのもつかの間…
そいつは立ち止まって、くるりと向きを変え、私と同じ方向に歩き出した。
え、後をついてきてる?
まさかね…
いや、やっぱりついてきてる !
無理無理無理無理ッ!怖いぃぃ…
捕まったら終わりだ!!
と、冷静さを装い普通に歩き、路地をまがった瞬間に猛ダッシュ!
フィレンツェの迷路みたいな路地のまがり角をとにかく色んな方向に15分くらい走りまくった。
しばらくして振り返るとそいつは後ろにはもう居なくて、
「よしっ!撒いたぞ!!」
と安堵してホテルへ帰ることに。
まだ終わらない恐怖
無事ホテルのある建物に着き、石造りの螺旋階段を登ってホテルのある最上階である5階へ。
階段を登りきる手前で一息。
ふと、下のエントランスに目を向けると…
んえ゛え゛え゛!!!!
い、いいる。
さっき後を付けてきたやつが…
そしてこっちを見上げ、ニヤッと笑って一言。
「 Ciao 」(ボソッ…)
これは本気でヤバイやつだ!!
恐怖のあまりそのままダッシュでホテルのドアを叩いた。
ホテルの人がカギを開けてくれるまでの間、下からあいつが階段を上ってきてるんじゃないか。
と、泣きそうになりながら待ってた。
ホテルに入ると、
「変な奴に後を付けられた!絶対に誰も部屋に入れないで!!!」
とだけ伝えて部屋に戻った。
部屋には私1人だけ。怖くて怖くて全然寝れない。
そのまま寝ずに朝を迎えた。
泊まっている場所がバレてしまったので、次の日そのホテルを出てゲストハウスに移動しました。
女の子の夜の一人歩きは絶対ダメ!
怪我をしたわけでもなく、その後も無事に旅をつづけられたけれども本当に怖かった。
ただこんな怖い思いをしてしまったのは自分のせいである事は間違いない。
夜人が少なく路地が多い街なのに一人で夜遅くに歩いていた事が原因だ。
と、猛反省しました。
夜一人で出歩かないことは鉄則なのに、少し旅にも慣れてきて、有名な観光地で夜景を見にいく人も多いから少しくらい遅くなっても大丈夫。
この様に、完全に気がゆるんでいましたね。
女一人旅はホテルよりもゲストハウスが安全。
旅を続ける中で、私以外でも女の子がホテルまであとをつけられた話を、何度か聞きました。
男がレセプションに来て
「今ホテルに帰ってきた子が、レストランに忘れ物をしたので届けに来た。」
とレセプションをすり抜け部屋にまで来られた。
忘れ物なんてしてないのにおかしい!!
その男を部屋には入れず。
その後、部屋のドアをドンドンと叩かれ、
静かになったと思ったらしばらくしてドアノブをガチャガチャ回してきたり、とにかく眠れない恐怖の一夜を過ごした。
知らない人は絶対部屋に入れない。
は、もちろん鉄則なんだけど
女子の一人旅では、ゲストハウスなどドミトリーで多数の人がいる所の方が今回の様な時には安全だなと感じました。
一人恐怖を感じながらの夜は本当に長かった…
部屋に誰かいてくれると、安心だし心強いです!
一人でいるよりも早く冷静さを取り戻せます。
まとめ
今回は私の旅中唯一の、恐怖体験を紹介しました!
女子の一人旅は…
- 絶対に夜一人で出歩かない。
移動などの大荷物のときは特に!
誰かと行動する。
どうしても必要な時はタクシーやウーバーを使う。
- 基本ゲストハウスに泊まる。
少人数の部屋や女性専用部屋がなどがあるゲストハウスも多いので自分に合った所に泊まる。
を気を付ければ、かなりリスクを減らせます!
疲れた時、どうしても1人になりたい時はリゾート地や島などまで我慢してホテルの個室に泊まるようにしました。
私と同じおもいをせず、安全で楽しい旅にしましょう!